図書館でなんとなく借りて大変感動した本。西陣で友禅をやった著者が絣のフィールドワークの道に入り、内戦でズタボロになったカンボジアに伝統の絹絣を甦らせてついでに職業訓練、雇用も確保し昔ながらの職業共同体を何年もかけて作り上げていく過程が感動的。大事なのは職人としてのプライドなのはどこも同じ。ラオスの布が好きですがカンボジアのも持ってます。玉虫色の不思議な輝きです。あっさりめの日本人にはくどいかもしれないが。
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カテゴリ:
社会系
- 感想投稿日 : 2009年6月1日
- 本棚登録日 : 2009年6月1日
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